【善悪の屑】第1巻ネタバレあらすじ -復讐の依頼は値札のない古本の価格を店主に聞くこと-

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主人公の二人を紹介

カモとトラ。この漫画の二人の主人公。自分たちも人間のクズかもしれない。しかし、世の中にはどうしても放っておけない極悪人がいる。復讐屋は、ふつうの人ができない事を、依頼人に成り代わり、被害者の恨みを晴らすべく私刑を実行する。

そんなヤミ稼業がこの物語の世界です。

鴨ノ目武:かものめたけし(カモ)

ゼブラ柄のパーカーとサングラス、ベリーショート坊主で、ダークでクールなルックス。額に、真一文字の傷あり。(←この傷跡の秘密は「外道の歌1巻」で明らかに!)

性格は寡黙で、淡々と外道達への拷問・殺害を実行する。その手口は壮絶なものであり、およそ常人が考える最悪の拷問に等しい刑罰である。機械のように淡々と、血も凍るような物言いとともに、苦痛に満ちた死を復讐のターゲットに加えていく。

カモメ古書店の店主である。この店は、父親から受け継いだ。復讐屋稼業に進まざるを得なかったような、悲劇的な過去がある。

島田虎信:しまだとらのぶ(トラ)

かつて非合法アンダーグラウンドの格闘技界で活躍した経歴があり、2年連続王者として君臨した。それゆえ、ケンカ・暴力には自信を持っている。血気にはやり、無計画な行動を取りやすく、カモと衝突することもある。

荒くれ者ではあるが、まだまだカモほど冷徹にはなりきれず、殺人にはためらいがあり、カモから度々、復讐屋としての姿勢をたしなめられる。

母子家庭育ちとみられるが、痛ましい事件で最愛の母親を死なせたことに自責の念をかかえている。それが、世間の悪人に対する怨讐への衝動となっている。

復讐の報酬は給料の3ヶ月分

細々と古書店を営みながら、口コミで訪れる復讐の依頼人の仕事を受けるカモ。トラは、自分のことをカモのパートナー、良き相棒だと思っているが、カモは、トラを居候だと主張。

依頼人は、風の噂を聞きつけて、彼らの元を訪れるわけですが、復讐の報酬は、給料の3ヶ月分、年金の3ヶ月分など、依頼人の精一杯支払える金額。決まった価格はなく、依頼人の申し出を、カモらが承諾する形で契約がすすむという形。おそらくは、依頼人の恨みの深さと、復讐に支払える犠牲の大きさを見ているのだと思われ。

ネタバレを読む前に・・・

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【善悪の屑】第1巻

【善悪の屑】第1巻のネタバレ

エピソード1:シングルマザーからの依頼(第1話から第2話)

カモメ古書店という、時代遅れの古本店。ここに復讐屋がいるという。風のうわさを聞きつけて、今日も依頼人がやってくる。

一人の30歳前後の女性がやってきた。かつて若い男から暴行され、幼い息子の命までも奪われ、心に大きな痛手を負っている。カモとトラは、給料の3ヶ月分の報酬で依頼を受ける。

二人は、その男を拉致し、椅子にしばりつけ、男性器を切り取るなど、壮絶な暴力で制裁をくだす。泣き叫び命乞いをし、反省の言葉と後悔の念を表明する男の姿を見て、依頼人の女性は溜飲を下げ、涙しながら、その場を去る。犯人は拷問が終わり、許されるのかと勘違いしたが、本当の征伐はそこから始まるのであった。

カモは男を縛り、高い橋の上から逆さに吊るした。人間は、長時間逆さに吊るされると、どうなるか。全身の血液や内臓が頭の方に寄り、目玉が落ち、内臓が口や鼻の穴から飛び出してくるというのだ。果たして、その通りになり、橋の下を歩く人が、落ちてきた内臓を踏みつけた。

元になったと思われる実際の事件

山口県光市母子殺害事件

エピソード2:独居老婆からの依頼(第3話から第4話)

老婆がカモメ古書店を訪れる。年金の3ヶ月分で依頼をしたい、と。

彼女には、孫がいた。両親が事故で亡くなり、祖母と中学生少年の二人暮らし。貧しくも2人仲良く暮らしていたが、実はこの孫は、学校で、ひどいイジメを受けていた。イジメを行っていたのは3人の男子生徒達である。担任の教師は見て見ぬふりをし、訴えも取り合わず、むしろ、自らも生徒を邪険に取り扱う。それはあたかもイジメに加担しているかのようであった。

イジメのために将来を悲観し、祖母に心労を負わせたくないという優しさからか、少年は自室のドアノブで首をつって死んだ。

依頼を受け、カモとトラは、生徒達と教師を捉え、彼らから、目と耳と口の自由を奪う拷問を加えるのだった。4人は、中学校のグラウンドで倒れているのを発見されるが、その姿は、バーナーで眼球を焼かれ、声帯と耳の奥にある規管を切り取られいた。見ることも、聞くことも、話すこともできなくなり、何か起こったのか、彼らは誰にも伝えることができない。

エピソード3:妹を殺された姉からの依頼(第5話から第6話)

男たちの暴力によって女子高生である妹を失った女性からの依頼。父親を失い、母、姉、妹の3人暮らしであった。ある日、高校生の妹が行方不明になった。犯人は、3人の男たち。女子高生を誘拐し、8日間にわたって100回以上の陵辱を加えた末に殺し、山中に埋めていた。別件で逮捕された男が、口を割り、事件が発覚した。

その後、男たちは捉えられるが不起訴となり、自由の身となっていた。カモとトラは、主犯格の男を捉え、依頼人の妹が受けた苦痛を恐怖に匹敵する肉体的苦痛を加える。

カモは、鉄の棒を真っ赤に焼き、男の肛門に差し入れる。もうウンコできないね、と言いながら。その後、手足を縛られて浴槽に入れられ、生きたままコンクリートに埋められてしまう。

刑事であるカモの叔父が登場

このエピソードに初めて、カモの叔父が登場。暴力団関係者のような風貌であるが、現職の刑事である。カモの過去をよく知っている。カモが密かに行っている復讐屋稼業のことも知ってはいるが、警察の立場としては、全くのノータッチ、完全に黙認の状態を保っている。

妹殺しの復讐を依頼に来た女性は、このカモの叔父から、カモメ古書店を紹介されたとの言葉があり、法で裁けない犯罪人に制裁を加えるカモらのあり方に、内心では賛同している節がある。

元になったと思われる実際の事件

女子高生コンクリート詰め殺人事件

エピソード4:幼い少女からの依頼(第7話)

まだ幼い少女が、古書店に来た。ここに来れば、悪い人をやっつけてくれるという、うわさを聞いてきたのだ。

彼女には、うさぎのペットがいた。ある日、不良グループにペットを奪われ、彼らは、うさぎをサッカーボールに見立てて、蹴りまくって殺した。その復讐をしてほしいのだと。カモとトラは、不良グループを見つけ、彼らを蹴り飛ばす。サッカーボールよろしく。

幼い少女の名はリナ。彼女がもつ淡い記憶の中で、彼女の父親とカモの姿がオーバーラップするのだった。ひょっとして、私のお父さん?と。

管理人の感想!第1巻

すぐに復讐の拷問が始まっちゃうので、ちょ、ちょっと待ってー。という感じ

manga-jonny
カモの私刑が、一番どぎついのが1巻ですねー。やたらと下半身を切りたがっているようなー(笑)最初の犯人の殺され方は、エグいです。なんちゅうのか、逆さ吊りにされると、目玉が飛び出て、内臓も、口や鼻の穴から出てきちゃうと。こんな話始めて聞きましたが、多分、そうなんだろうなー、という感じで、カモの言葉には説得力があるような気がしちゃう。
この作家さんの漫画、初めて読んだんですけど、最初はあんまり、上手な絵じゃないなあ、なんて思いながら読んでましたね。キャラの顔も、場面場面で結構ちがうし。でもまー、話の内容が、どぎつくって、どっちでも良くなる、という感じはある、確かに。で、どんどん絵も上手になっちゃって。劇画として、すごい、完成度が高くなってますね。絵画的にですが。ストーリーとしては、まだまだ、もっとちゃんと説明してほしいと思うところがたくさんあります。最初の依頼人への感情移入ですが、読んでる方としては、まだ、よくわかないうちに、復讐が始まってしまって、依頼人の心よりも、その拷問の残酷さに気持ちを持っていかれちゃう。漫画的に、読者が、まだ、依頼人に感情移入ができないうちに始まっちゃう惨劇は、それは、事故を見ているような気持ちで、うわー、と思いながら、見ている感じ。スプラッター映画を見ているそれに近いかも。1巻だけを読んだ時点では、そんな感想ですかね。全巻読めば、また、気持ちは変わるんですけどね。

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第2巻では、トラが復讐稼業に入るきっかけとなった過去の事件や、一家乗っ取り事件、練馬区の殺人鬼事件が描かれます。トラの過去は必読ですよ!

こちらからどうぞ→ 第2巻のネタバレ&あらすじ

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manga-jonny

精密で細かく、コマの詰まっているような漫画は苦手なんです。絵が大きくてわかりやすく、セリフもそんなに読まなくてもわかる作品、そんなのが好きです。【善悪の屑】は、とっても読みやすい。眺めるだけで、話の内容が、直感的にわかる。劇画としての絵も、どんどん洗練されて、これ絶対、映画化されちゃうよね、とか思ってます。

なまえ:manga-jonny
ところ:トーキョー
趣味:唐揚げ
年齢:まだ生きてます