【善悪の屑】第4巻のネタバレあらすじ -復讐屋にも同業者がいた 朝食会の加世子は絶世の美女-

【善悪の屑】第5巻ネタバレあらすじ

【善悪の屑】第4巻のあらすじ

ホストクラブでいじめられ、先輩ホストから大金を脅し取られそうになり、逆ギレして殺害してしまう金子茂。薬物で死体を溶かし下水に流すという犯行。カモとトラと同じように復讐の依頼を受ける朝食会(ブレックファストクラブ)なる秘密クラブ。自分の惨めな境遇から社会と子どもたちを逆恨みして子どもたちを殺害する櫻井。

第4巻より、復讐屋の同業者である朝食会が登場します。

朝食会 / ブレックファストクラブ

カモとトラが実行する復讐とは、依頼人ができないことを、依頼人に成り代わって私刑を執行するというもの。同業者である朝食会のそれは、依頼人自ら手を下し、本当の意味での復讐を行うこと。

朝食会(ブレックファストクラブ)の主幹である加世子は謎の美人である。加世子は、依頼人との交渉連絡、情報収集などを行い、パートナーの鶴巻は、復讐を実行するまでの環境を整える役割。資金が豊富にあるのではないかと思われる。

ネタバレを読む前に

朝食会(ブレックファストクラブ)の主幹である加世子なる謎の美人。復讐屋にも同業者の存在が!カモらよりもその手口は洗練され、依頼人の復讐心を満たすという意味では、一枚上手かもしれません。用心棒も強く、トラは押されっぱなし。

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【善悪の屑】第4巻

【善悪の屑】第4巻のネタバレ

エピソード1:ホスト失踪事件(第24話から第26話)

ホストクラブ。ヤサ男風のホストである金子茂が、ホストの先輩である一貫から責められている。売掛金のある女性客が逃げたことの責任を問われ、500万円の金を肩代わりしろ、と脅されているのだった。もし金が用意できなければ、フィリピンで内臓を売れ、とまで言われ。

普段から、営業時間中にイジメ行為を受けており、心理的に追い詰められた金子は、逆上し、灰皿で頭部を殴り、電源コードで首を絞め、先輩ホストを殺害するのだった。

死体処理のために、自宅へ運び込む。寸胴鍋と強力な溶剤を用意し、死体を煮て溶かし始めたところへ、スナックで働く母親が帰宅し、すべてを見られてします。やらなければ、俺がやられていた、助けてほしい、と頼まれ、母親も手をかし、溶けた死体をトイレから下水道に流す。

殺されたホスト一貫の恋人だった千明は、カモメ古書店で、金子茂への復讐を依頼しようとする。まさにカモに話しかけようかとした瞬間、母親からのメールが入る。「元気にしてる?体に気をつけてね。今度は、いつ頃帰ってこれるの?」千明は、メールを見て、復讐を思い留まる。

元となった実際の事件

八王子カリスマホスト失踪事件

エピソード2:復讐屋の同業者現る / 朝食会-ブレックファストクラブ-(第27話から第29話)

自転車で街を走る男。目深にキャップをかぶりマスクをつけた女性が、自転車の前輪に鉄パイプを突っ込んで自転車ごと男を転倒させた。持っていた鉄パイプで男を狂ったように殴打する。その時、女性がつけていたイヤホンから声がする。「殺すことが目的ではない」、と。

その女性は、「朝食会(ブレックファストクラブ)」という秘密クラブに依頼して、復讐をコーディネーションしてもらったのであった。

朝食会(ブレックファストクラブ)に、新たな依頼人が訪れる。12年前、静岡カップル事件と呼ばれる殺人事件が起こった。20歳になる娘が、恋人と自動車の中にいる時、若い二人組の暴漢の襲撃を受けた。恋人の男性は殺され、娘も、レイプされ、タバコの火で火傷を負わされ、最後には、ロープで首を絞め扼殺されたのだった。

当時、犯人らは未成年で、11年の禁固刑という軽い判決を受け、最近出所した。どうしても許せない、と語る依頼人に、朝食会の代表者である女性・加世子は答える。「復讐は被害者に与えられる当然の権利です。我々朝食会は、被害者の側にたった復讐プランを提供させていただきます」と。
朝食会・加世子のパートナーである鶴巻という男が、復讐のターゲットとなる男を拉致した。目覚めるとそこは密室で、男は、拷問用の椅子に固く縛られ、声が出せないよう口元を封じられている。

加世子が依頼人を部屋へ案内。刃物やドリル類など、暴力のための道具はすべて揃っていた。依頼人は、様々な武器を使って、男を死へを追いやった。この手で、娘の仇が打てたことで、何か重いものが取れたような気がすると語った。犯人は二人組であった。まだ半分しか終わっていませんわ、と加世子。もう一人残っている。

鶴巻が、二人目のターゲットを確保すべく尾行をしていたところ、なんと、ターゲットは、カモとトラによって拉致されようとしていた。カモとトラ、そして朝食会は、いわば、同業者である。

加世子は、カモとトラに事情を話す。静岡カップル事件のふた組の被害者のうち、一方は朝食会に、もう一方はそちらに復讐を依頼した。

朝食会の加世子いわく。我々は、復讐代行業ではなく、依頼人自ら手を下せるようにして、依頼人の気持ちが本当に晴れるようにしている。今度の復讐も、代行にするか、自分の手で実行するか、選んでもらいましょう。

選択を依頼人に委ねた結果、朝食会を選ぶ。すなわち、自ら復讐を果たす方を取った。

元となった実際の事件

名古屋アベック殺人事件

エピソード3:無差別殺人犯に子どもを殺された親からの依頼(第30話から第31話)

櫻井という男。古いアパートで自堕落な生活を送っている。部屋はゴミ屋敷であり、目覚めてすぐビールを飲み、サラミをつまんで仕事場へ向かう。出勤途中、歩きスマホをしている小学生男子とぶつかり、スマホが道に落ちる。櫻井は拾って手渡してやるが、男子児童はお礼の言葉を言わなかった。櫻井は、このことを内心、非常に腹を立てていた。

職場での櫻井は、要領が悪く、仕事のミスも多い。自分よりキャリアの浅い上司から度々叱られ、周囲からバカにされるような毎日であった。櫻井の内側には、社会への怒り、自分の境遇への怒り、礼儀も知らないのに秀才であるというだけで、勝ち組になろうとするエリートたちへの怒りが、ヘドロのような感情となっているのだった。

ある日、櫻井は包丁を持って家を出た。近所の廃工場で遊ぶ子どもたち数名を滅多刺しにして殺害する。帰り道、スーパーで刺身を買い、家に帰る。いつものビールを飲みながら、漫才を見て笑う櫻井は、満足気であった。ストーリーは、第5巻に続く。

元となった実際の事件

大阪府池田市小学生無差別殺傷事件

管理人の感想!第4巻

ブレックファストクラブの加世子、美人じゃん・・・

manga-jonny
第4巻で、鮮烈なデビューというか、登場してきた、朝食会、ブレックファストクラブですか?そこの加世子さん、美人ですなー。美人で、なんで復讐屋なんてやってるんや?と思います。資金力もありそうですし、相当なわけありか、あるいは、歪んだ快楽のために、こんなことやってんのか。その辺り、バックボーンに大変興味がありますね。話が続くにつれ、明らかにされていくのでしょうが、楽しみですわ。カモ、トラは、復讐を実行する際、自分自信の手を汚しますが、朝食会は、依頼人本人にやらせる。本人の恨みを晴らすため、という名目ですが、ほんとかねー?自分で人を殺したいと切望するほどの憎しみに悩まされたことがないからかしら、リアリティの点で、ちょっと分からん、という気持ちになります。ただ、カモ、トラに、同業者がいて、全く異なる手段を取っている、ということが、ストーリーとして、めちゃくちゃ面白いです。ただ、悪人を拷問死させるだけじゃない、一種の、ビジネスとして復讐を取り扱う、という考え方が、興味深いですね。

ホスト殺しのエピソードは、イジメ問題と根は同じですよね。殺されたホストは、殺されても仕方がないような生き方をしていました。殺した方は、イジメられて、脅されて、完全に行き詰まって、猫を噛む窮鼠ごとく、感情的になって、灰皿で頭をかち割って、電源コードで首を絞めて殺しちゃった。容疑者Xの献身ににてますな。殺しの方法が。犯人の金子には、同情しちゃいますわ。社会には、化け物みたいな奴がいますからねえ。可哀想なのは、金子の母親です。家に帰ったら、息子が、死体を寸胴に入れて、グツグツ煮てるんですから。腰抜かしますで。親としては、手伝うしかなかったのかなあ。死体遺棄を。気の毒な話ですよ、まったく。

櫻井志津馬、彼には、共感できるところも一部あるにはありますね、同情的になれないかといえば、全然なれる。会社という世界にも、ほんとに、いじましい世界がありますよ。イジメなのか、なんなのか分からないけど、人に優しくできない、冷ややかーな空気がある。要領が悪くて、ちょっと出遅れて、遠回りをしてしまったら、人生終了なんすかね。この日本という国の闇なのか、あるいは、この世界そのものがかけられている呪いなのかわかりませんが、弱い人、つまづいた人、負けちゃった人が、しっかりと生きていくことが難しい、極めて難しい。櫻井も悪人なんだろうけど、もっと悪い奴は、いくらでもいるよね。というのが、櫻井志津馬のエピソードを読んで思うことですね。この後、櫻井がやられちゃうんだろうけど、被害者の親にとっては、憎んでも憎みきれない、極悪人の悪鬼なんでしょうが、加害者にもそれなりの事情を、心の傷がある、というのが、よく描かれていると思います。だからと言って、無差別に子どもを殺すな、という意見もあるし、それが、メジャーなんだろうと思います。自分もそう思います。思いますけど、この親にしてこの子あり、みたいなエゲツナイ、無垢なフリをした悪魔のような心をもった、子どもだって、いますからね。

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こちらからどうぞ→ 第5巻のネタバレ&あらすじ

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manga-jonny

精密で細かく、コマの詰まっているような漫画は苦手なんです。絵が大きくてわかりやすく、セリフもそんなに読まなくてもわかる作品、そんなのが好きです。【善悪の屑】は、とっても読みやすい。眺めるだけで、話の内容が、直感的にわかる。劇画としての絵も、どんどん洗練されて、これ絶対、映画化されちゃうよね、とか思ってます。

なまえ:manga-jonny
ところ:トーキョー
趣味:唐揚げ
年齢:まだ生きてます